アキレス腱炎の対策と施術
アキレス腱炎の鍼灸施術の方法と原因や対策の解説ですのでご参考下さい。
アキレス腱炎の原因と症状
アキレス腱部の痛みのことです。主にふくらはぎの筋肉を酷使した結果筋肉の過緊張により生じ、スポーツ選手に良く見られる症状です。
アキレス腱炎対策
アキレス腱はふくらはぎの筋肉と繋がっています。ふくらはぎの筋肉をスポーツなどで酷使した結果としてアキレス腱に痛みが生じます。
対策としては、運動後にズキズキと痛む場合はまずアキレス腱のアイシング、そしてふくらはぎのストレッチです。
スポーツ選手の場合などで、アキレス腱に痛みがある場合はアキレス腱からふくらはぎにかけてのテーピングをして練習に取り組むことが大切です。
また、痛みが強い時は練習の量をある程度減らしたり、ランナーならば柔らかい所を走るなどの工夫が必要です。
ジャンプ系の競技の場合、ふくらはぎの筋肉への負担が大きいので練習メニューの変更も必要です。練習後は必ずアイシングとストレッチを行い、さらにふくらはぎのマッサージも大切です。
ストレッチは膝を伸ばしてふくらはぎを伸ばすパターンと、膝を軽く曲げてふくらはぎを伸ばすパターンの2つをしっかりとおこなうとふくらはぎの筋肉を丁寧にストレッチすることが出来ます。
また、太ももの裏の筋肉や腰も伸ばしてあげると足全体の負担が軽くなりますので行って下さい。痛みがなかなか取れない時は寝る時だけ湿布を貼ることも良いでしょう。
アキレス腱炎の鍼灸
アキレス腱炎の鍼灸施術は主にふくらはぎの筋肉に対して行います。
ふくらはぎには腓腹筋、ヒラメ筋という筋肉があり、これらの筋肉の延長上がアキレス腱という1つの束になった腱という組織になります。
そのため、アキレス腱の部分に痛みを感じる場合はこれらの筋肉がスポーツや疲労の蓄積などで硬くなり、痛みを出しているということが原因になります。
アキレス腱そのものも痛みの原因となっている場合もありますので、アキレス腱の部分に痛みの原因となる箇所があれば当然筋肉の部分だけではなく、腱の部分も鍼灸施術の対象になります。
腓腹筋の具体的な鍼灸施術ポイントは、ふくらはぎに力を入れると筋肉の境目が出てきますが、その部分に対して行います。この部分は筋肉の境目なので、ストレスがかかりやすく、疲労もたまりやすい部分になります。
また、触診をして特に硬く感じるような部分があればその部分に対しても施術を行っていく必要があります。
これらに加えて腓腹筋の疲労が激しい場合は、膝の裏側で腓腹筋が太モモの骨に付着する部分があるのですが、その部分に対して施術を行うこともあります。
ヒラメ筋に関しては、腓腹筋との境目辺りで脛骨という足の骨の走行に沿って疲労が溜まりやすくなりますので、その部分に対して行います。この場合は疲労度合が強ければ強いほど足の骨に沿って施術する範囲も広くなります。
また、ヒラメ筋の場合も腓腹筋と同様で、疲労が激しい場合は膝の裏側辺りで鍼灸施術を行う場合もあります。
アキレス腱自体にも施術を加える場合もありますが、この場合は痛みを感じ部分の周囲に対して行います。
もしくは、アキレス腱で痛みを感じている部分やその周囲に対して電気器具を用いて施術することも多くあります。
アキレス腱炎についてよくあるご質問
アキレス腱炎の患者さんからよくあるご質問を集めてみました。アキレス腱炎の方はご参考下さい。
Q1.セルフケアに関するご質問
練習後にアキレス腱が痛みますが、冷やした方がいいですか?
A1.回答
基本的にアイシングをすることは構いません。また、ふくらはぎの筋肉が原因で痛みが出ることが多いので、ふくらはぎの筋肉を優しくマッサージしてあげることもお勧めです。
Q2.トレーニングに関するご質問
アキレス腱に痛みがある時は練習は休んだほうがいいですか?
A2.回答
練習は痛みの程度や時期によります。痛みが強い時は練習量や練習の質を落として調整することがお勧めです。完全に休むことよりも、出来る範囲で調整をしながら練習をすることがお勧めです。また、試合が近い時なども同様です。
試合等があまりないシーズンオフの時は練習量を調整しながらアキレス腱への負担が少ないトレーニングをするのが良いでしょう。
痛みの程度にもよりますが、完全に休むことはあまりお勧めしません。
完全に休むことが必要な場合もあると思いますが、それよりも体力を落とさないように出来る練習をしながら同時に治療をすることがお勧めです。
Q3.施術に関するご質問
試合直前には治療をしても大丈夫ですか?
A3.回答
問題ありません。その時の状況に合わせた施術を行います。ただし、試合の前日等の場合は試合に出ることを優先することが多いので痛みの治療というよりも、コンディショニングを重視した治療になりますのでご了承下さい。
アキレス腱の痛みでお悩みの方へ(院長コメント)
アキレス腱の痛みでご来院の方は主にスポーツをされている方が多いです。陸上の長距離選手の方が多いですが、他の瞬発系の競技をされている方でも見られる症状ですね。
病院などではアキレス腱の痛みを感じている部分そのものに対して注射をしたり電気を当てたりすることが多いようですが、それだけでは不十分です。
上の記事にも書きましたが、当然アキレス腱そのものが原因のこともありますが、大事なのはふくらはぎの筋肉、特にヒラメ筋ですね。よくお話させて頂くのですが、「痛い所が悪い所とは限らない」ということです。
この部分は大体多くのアスリートの場合いわゆる筋肉のコリがあります。また、ですからこの部分の施術をキチンとやれば大丈夫です。
アスリートの方で練習量が気になる方もおられると思いますが、練習は痛みの程度にもよりますが、まずは通常どおり行ってみて下さい。
他の症状の場合でもよくお伝えするのですが、痛みが強い時は完全に止めることも時には必要ですが、多少練習が出来るようならば、半分位に量や質を減らしてみることです。
そして、練習しながら施術を受けるということが大事ですね。試合の前で心配な時は3日前くらいが施術を受ける最適なタイミングです。
もちろん、前日でも気になるようなら、その日の状態に合わせた施術を行いますのでご安心を。
- 足の着地時
- 足で地面を蹴る瞬間
- ジャンプする瞬間
- 長時間運動していると(走っていると)痛くなる
- 通常の歩行時でも痛みがある
上記のような状態なら鍼灸施術の対象になります。
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