背中の痛み(肩甲骨の内側の痛み)の対策と施術

背中の痛み(肩甲骨の内側の痛み)の原因や対策と当院での鍼灸施術の方法の解説ですのでご参考下さい。

背中の痛みの原因と症状

背中の痛みは、頚椎椎間板ヘルニアや強い肩こり、肩関節周囲炎などの症状に伴う痛みの場合があります。症状としては、肩甲骨の間に突っ張り感や痛みを生じます。

肩がこるような姿勢や仕事、特にパソコン作業などの事務系の仕事をしている人に多く見られます。肩甲骨の内側が強く突っ張ることが多く、痛みがひどい時は呼吸がしにくく感じる場合もあります。

背中の痛み対策

背部痛の対策としてはまず姿勢からです。そして肩こりと同様、痛みの強くなるような作業は出来るだけ避けることが大切です。

ただ仕事でどうしても細かい作業や痛みの出やすい仕事をしなければならない場合はストレッチなどで筋肉に疲れをためないことです。

疲れが溜まり、痛みも強くなってきたらお風呂でしっかりと温めて、入浴後のストレッチも効果的です。

ストレッチは背中を伸ばすストレッチや、肩甲骨の間を広げるようなストレッチが効果的です。また、脇の下の筋肉を伸ばすようにストレッチを行うことも効果的です。

頚椎椎間板ヘルニアの場合、背部に痛みが放散することがありますので、こういった症状が見られる場合はまず病院で診察をしてもらって下さい。

病院で診察を受けた後に、頚椎椎間板ヘルニアの症状の対策をしっかりとしながら同時に背部に放散する痛みの対策も同時に行うのが良いでしょう。

背中の痛みの鍼灸

背中の痛みの施術部位です背部痛(肩甲骨の内側の痛み)に対する鍼灸は主に背中の僧帽筋(そうぼうきん)という大きな筋肉が原因のことが多いです。

そのため、鍼灸の施術対象となる部位はこの僧帽筋が肩甲骨の内側に付着する部分を中心に進めていきます。

具体的な施術部位は、肩甲骨の内側の筋肉付着部や、背骨の際などになります。背中の部分は鍼施術に加えて超音波という電気器具を用いて施術することも多くあります。

背中の痛みの原因としては首の筋肉が原因の場合もあります。この場合は、例えば上を向く時に背中に痛みがはしったり、左右のどちらかに首を可動範囲いっぱいまで動かした時などに痛みが走るような場合です。

また、下を向いた時に背中が突っ張るような感じがして痛みが出るという方もおられますので、このような状況の場合は、首の筋肉が施術対象になります。

他の症状でも同じなのですが、痛い所だけが悪い所とは限りません。ですから、できる限り広範囲に原因となる筋肉を探し出す必要があります。

そのために行うのが動作分析で、「どのように動かした時に痛みが増すか?」ということになります。もちろん、動かさなくても痛みがある、ということも多くありますので動作分析に加えて筋肉の触診で原因となる部位を探して鍼施術を行っていきます。

背中の痛みに関してはイラストの赤丸で囲んだ部分が主な施術対象になりますが、その時の症状、状態によって施術部位は変わる場合もあります。

背中の痛みについてよくあるご質問

背中の痛みに関するご質問背中の痛みがある患者さんからよくあるご質問です。背中が痛い方はご参考下さい。

Q1.症状に関するご質問

背中の痛みと内臓の状態は関係ありますか?

A1.回答

普段から心臓や肺に何かご病気があるようでしたら関係があるかもしれませんが、そういった状況が何もない時は基本的に関係はないと考えられます。

心配な方や気になることがある方は病院を一度受診されることをお勧めします。

首を動かした時に背中が痛いとか、常に肩甲骨の内側が凝った感じがする、うがいをする時に上を向くと何となく背中が詰まるような感じがする、というような状況ならば筋肉が原因の痛みと考えられます。

Q2.セルフケアに関するご質問

背中が痛い時は温めたほうがいいのでしょうか?それとも冷やしたほうがいいのでしょうか?

A2.回答

基本的には温めたほうが良い場合が多いです。お風呂上がりなどに多少楽に感じるようなら温めたほうが良いでしょう。

逆にお風呂上がりに痛みがひどくなるようなら冷やした方が良いですが、最終的には温めるほうが良くなることが多いです。

Q3.しびれに関するご質問

背中の痛みと腕のしびれは関係ありますか?

A3.回答

症状によって異なります。背中の筋肉が原因でしびれが出ていることも考えられますし、その他の筋肉が原因で背中の痛みと同時に腕のしびれを出していることも考えられます。

大事なことは痛い所が悪い所とは限らないということです。痛い所がそのまま原因となっている場合ももちろんありますが、そうでない場合もあります。

そのため、どの筋肉が原因で痛みが出ているのか?ということを特定する必要があるのです。分かりやすく言うと、痛みの震源地のような部分に対してアプローチしなければいけないということです。

背中の痛みでお悩みの方へ(院長コメント)

ディスポーザブル鍼を使用しています背中の肩甲骨の内側がギューっと詰まるような感じがして痛む、という方が多いですね。肩こりの強い方や、首の筋肉が原因で関連痛が出ている方もおられます。

頚椎ヘルニアの方にも背中の痛みを感じる方が多くおられます。ヘルニアの場合は主に首周りの筋肉が原因で痛みが出ているケースですね。

どの場合にしても、結構いやな痛みだと思います。私も以前痛くなったことがあるのでよく分かります。(痛かったなあ〜)。

鍼は主に肩甲骨の内縁辺りの筋肉が付いている所に2〜3本、首の筋肉が原因の場合は、首の原因筋に対して数本(原因筋の数による)鍼で施術を行います。当院で使用している鍼はすべて使い捨てのものを使用していますのでご安心下さい。

背部の痛みの場合は鍼施術の後でローラー状になった道具を使って施術をすることもあります。軽い力でコロコロと転がすの結構気持ちいいです。

首からの関連痛の場合(特に頚椎ヘルニアの方)は、首の筋肉に対して鍼施術を行い、その後超音波という器具で施術を加えていきます。

大事なことは、首の筋肉が原因か、背部の筋肉が肩甲骨に付着している所が原因か、もしくはその他の筋肉か、ということを判断して、施術をすることです。

頚椎ヘルニアの場合以外は基本的に背部の筋肉そのものが凝っていることが多いです。

  • 首を左右のどちらかに可動範囲いっぱいまで動かすと背中に痛みがはしる
  • 上を向く、左右に首を傾ける、下を向く、などすると背中に痛みがはしる
  • 首を動かさなくても肩甲骨の内側が突っ張る感じや、強く凝る感じがする

上記のような方は鍼施術の対象になります。いやな痛みは早く忘れたいものですね。

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