痛みの事典

各症状別の対策や当院での鍼灸施術の方法を紹介しています。ご自身の症状に関して参考にして下さい。

頭部の症状

頭部の症状です頭痛

頭部に感じる痛みを総称して頭痛という。筋緊張性頭痛、いわゆる頭痛の原因は、身体的ストレスや精神的ストレスがあり、身体的頭痛の原因としては無理な姿勢や長時間のパソコン作業などによる目の酷使、肩こりに伴う頭痛などがある。精神的な原因としては、心配事や不安感、悩みなどを抱えている場合などがある。

偏頭痛(片頭痛)

起床時に痛む場合や太陽の光などが原因で起こる場合がある。発生メカニズムてしては主にセロトニン説と神経血管説の2つがある。片頭痛は血管の拍動の痛みと考えられ、若い女性に多く、家族性のことが多い。症状としては吐き気、羞明、めまい圧痛などがある。

首と肩周りの症状

首と肩周りの症状です頚椎椎間板ヘルニア

頚部の椎間板が変性し線維輪の断裂により髄核が飛び出したり、線維輪の一部を後方や後側方に飛び出させて神経や脊髄を圧迫する。転落、交通事故などによる外傷が原因の場合や、原因不明のものもある。症状には疼痛、知覚障害、脱力などを生じる。脊髄圧迫の場合は、歩行障害や膀胱直腸障害を生ずる。

肩こり・頚腕症候群

頚部から肩にかけての不快感や重圧感、コリや痛みを感じる症状の事を言う。筋肉の疲労による乳酸などの疲労物質の蓄積や筋肉の過緊張などによって起こるとされている。

五十肩

40代、50代によく見られる症状であることから俗称として四十肩、五十肩と呼ばれている。正式名称は肩関節周囲炎。肩関節の疼痛と運動障害を主症状とする疾患で首、肩甲間部、腕などへ痛みが放散する。寒い時や夜間に痛みが強くなることがある。

肩の痛み

肩の動作時に痛みが出る。インナーマッスルと呼ばれる部分が原因の場合や肩関節を覆う三角筋という筋肉が原因で痛みが出ていることが多い。肩の動作を頻繁に行う野球のピッチャーやその他のスポーツ選手で肩を動かすスポーツに見られることが多い。

胸郭出口症候群

斜角筋三角と呼ばれる部分から出ている神経血管の束が圧迫されて起きた障害の事を言う。斜角筋症候群、頚肋症候群、肋鎖症候群、過外転症候群などがある。症状には手の知覚異常、手指の冷感、チアノーゼなどが見られる。

背中の痛み

頚椎椎間板ヘルニアや強い肩こり、肩関節周囲炎などの症状に伴う痛みの場合がある。肩甲骨の間に突っ張り感や痛みを生じる。

腕の症状

腕の症状です内側上顆炎・野球肘

肘の内側に痛みを生じ、肘の運動時に痛みを生じる。野球選手のピッチャーによく見られることから野球肘とも呼ばれこともあるる。腕の筋肉を酷使し、疲労が蓄積した結果として筋肉の付着部に炎症を生じ痛みが発生する。

外側上顆炎・テニス肘

肘の外側に痛みを生じ、肘の運動時に痛みを生じる。テニスやゴルフをする人によく見られることからテニス肘やゴルフ肘と呼ばれることもある。腕の筋肉を酷使し、疲労が蓄積した結果として筋肉の付着部に炎症を生じ痛みが発生する。

腱鞘炎・バネ指

腱鞘滑膜に反復して過剰な刺激や摩擦が加えられることにより靭帯性腱鞘が肥厚し狭窄を起こしたものを狭窄性腱鞘炎という。手指、手首に好発し、疼痛、腫脹をきたす。指に靭帯性腱鞘炎を生じると指を伸ばしたり曲げたりする時に途中で急に伸びたり曲がったりし、また曲がったまま伸びなくなったりする。

腰と股関節の症状

腰と股関節の症状です慢性腰痛・ギックリ腰

腰部全般の痛みで慢性的なものや重いものを持った際に痛みが生じるいわゆるギックリ腰がある。骨の変形によるもの、筋筋膜性のもの、脊柱管狭窄症によるもの脊椎分離すべり症によるものなどがある。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板の脱出により腰部の痛みや坐骨神経痛を生じる疾患を言う。最初は重いものを持ったり、体を捻った際に痛みを生じる。その後、疼痛が臀部から大腿背面、下腿外側、つま先まで放散する場合がある。また痺れを伴う場合もある。

股関節痛

股関節の変形により股関節を外転出来なくなったり外転時に痛みを生じる。先天性股関節脱臼や中臀筋麻痺などによって中臀筋機能不全があるとトレンデレンブルグ徴候が見られる。

脊柱管狭窄症

脊柱管周辺の骨や軟部組織の肥厚によって脊柱管が狭くなり、馬尾神経の圧迫症状を呈するものをいう。主に中年過ぎの男性に多く見られる症状。原因としては先天性の場合や、後天性の場合ではヘルニアや変性、外傷などが考えらる。

膝の症状

膝の症状です膝蓋靭帯炎・ジャンパー膝

長距離ランナーや陸上の高飛びの選手などに良く見られることからランナー膝、ジャンパー膝とも呼ばれる。大腿四頭筋の筋緊張が強く膝蓋靭帯に炎症が生じ痛みが発生する。

腸脛靭帯炎(膝の外側の痛み)

膝の外側に痛みを生じる。長距離ランナーに良く見られる症状。長時間のランニングや歩行などにより腸脛靭帯が緊張し膝関節の運動時に関節に腸脛靭帯が触れることにより痛みが生じる。

膝窩部痛(膝の裏の痛み)

下肢背面の筋肉が原因で起こる場合が多い。運動などにより大腿二頭筋の腱、膝窩筋などが痛む場合がある。坂道を長時間歩く下山などの際に膝窩筋を痛める事がある。

変形性膝関節症

膝関節が変形することにより痛みを伴う。膝関節の老化が主な原因で歩行時に痛みを生じる。痛みは膝の内側に見られることが多いが膝全般に痛みを伴う。

鵞足炎(膝の内側の痛み)

膝の内側の筋肉が付着する部分に痛みを生ずる。膝の内側に3つの筋肉が重なる部分が鵞鳥の足の水かきに似ていることからこのように呼ばれる。年長の女性やスポーツ選手などによく見られる。変形性膝関節症の多くの場合に鵞足炎を併発すると言われている。

足の症状

足の症状です坐骨神経痛

坐骨神経の走行にそって痛みや痺れを生ずる。腰椎椎間板ヘルニアや変形性腰椎症、脊椎すべり症などによるものが多い。帯状ヘルペス、腫瘍による神経の圧迫、筋炎などによるものもある。

シンスプリント

スポーツ選手によく見られる症状で、足の脛骨の辺りに痛みを感じることが多い。陸上競技を行う選手によく見られ、症状がひどくなると疲労骨折に繋がることもある。運動量が過剰になると見られる症状。

肉離れ

筋肉に急激な刺激が加わることにより筋肉の線維の一部が切れてしまうこと。短距離選手やジャンプをした瞬間などに起こることが多い。太ももの裏側の筋肉に起こることが多く、オリンピックの100m競技などではよく見られる。

アキレス腱炎

アキレス腱部の痛み。おもにふくらはぎの筋肉を酷使した結果筋肉の過緊張により生ずる。スポーツ選手に良く見られる。

足底痛

長距離のランニングや歩行などにより足底に痛みを生じる。スポーツをする人によく見られ、ランニングやジャンプ時の緩衝作用を持つ足底腱膜がオーバーユースにより疼痛を生じる。

その他の症状

手や足のしびれ

上肢では腕や手のひら、手の甲、指、指先、また、下肢では臀部や太モモの裏、ふくらはぎ、足の裏、足の甲、指先などがしびれる症状。

その他の症状です顔面神経麻痺

顔面神経が麻痺し、目を閉じたり、口をすぼめるといった顔の動きが出来にくくなる。外見的には麻痺した側の筋肉が麻痺していない筋肉の側に引っ張られている。

耳鳴り

低音性耳鳴りは中耳疾患によることが多く、高調性のものは内耳性、中枢性の耳鳴りとされる。風の音、セミの鳴く声、などと表現されることが多い。慢性化膿性中耳炎やメニエール病、その他様々な原因が考えられる。

捻挫

瞬間的に強い外力が加わって関節が強制的にその正常な範囲を超えて動かされる時に生じる症状。関節包や靭帯組織が損傷されたり伸ばされたりする。主に足関節によく見られる症状でスポーツ時だけでなく、日常生活においても転倒時などに生じる。

スポーツ障害

各スポーツ特有のケガ、故障、痛み、などについて解説しています。

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