偏頭痛の対策と鍼灸
偏頭痛の原因や対策と当院での鍼灸施術の方法の解説ですのでご参考下さい。
偏頭痛の原因と症状
起床時に痛む場合や太陽の光などが原因で起こる場合があります。発生メカニズムとしては主にセロトニン説と神経血管説の2つがあります。片頭痛は血管の拍動の痛みと考えられ、若い女性に多く、家族性のことが多く、症状としては吐き気、羞明、めまい圧痛などがあります。
偏頭痛対策
偏頭痛の対策も基本的には頭痛対策と同じです。痛む部位が異なる場合がありますが対策としては同じと考えていいでしょう。
日常的な疲労や肩こりに伴う頭痛の場合は、まず疲労感の解消や肩こりの解消が必要になります。
またストレスが多い場合はストレス解消のために趣味やスポーツに時間を使ってみることも大切です。
セルフケアとしては、しっかりと食事を摂り、ゆっくりお風呂に入って睡眠を十分にとることが基本になります。
食事はビタミンの多いものがオススメです。疲労回復にはビタミンB1が良いとされています。頭痛に伴う目の疲れには目を冷たいタオルで数分間冷やすことも効果的です。
積極的に体を動かし、血液循環を良くする事も頭痛の対策としては良いでしょう。
ウォーキングやストレッチ、ダンベル体操など簡単に取り組める体操などにより汗を流すことにより血行が良くなり、肩こりの対策になり、結果的に頭痛の対策につながることも考えられます。
運動によるストレス解消も偏頭痛の方にはお勧めです。
偏頭痛の鍼灸
偏頭痛の鍼灸は基本的に頭痛と同じような箇所が施術対象になります。具体的には、後頭部、首、肩、などになります。
特に後頭部に付着する小さな複数の筋肉があるのですが、この筋肉は頭痛の場合と同様にしっかりと施術します。
これらに加えて偏頭痛の場合はこめかみや耳の上辺りの側頭部も大事な施術部位となります。特に、耳の上辺りには側頭筋(そくとうきん)という筋肉があり、この筋肉に対して施術をする必要があります。
また、耳の後ろ側辺りに乳様突起(にゅうようとっき)と呼ばれる部分があり、ここに複数の筋肉が付着しています。右の図でいうと横向きの顔の図の矢印の辺りになります。偏頭痛の場合は、この部分への施術も大変重要になります。
意外に思われるかもしれませんが、こういった部分の施術も大切です。なぜなら、痛い部分が痛みの原因とは限らないからです。
痛い部分が実際にいわゆる悪い部分、ということももちろんありますが、このことだけに捉われてしまうと複数ある原因を見逃してしまいます。
後頭部や首には非常にたくさんの筋肉があり、痛みの原因となる部分も複数考えられます。そのため出来る限り広範囲に施術をすることが大切です。
患者さんによっては、噛みグセがあったり、顎の関節が良くないことが偏頭痛の原因になっている方もおられます。
そのような場合は、こめかみや耳の少し前の頬の辺りも施術対象になります。
このように症状によっては痛みの原因となる部分がさまざまなので、広い範囲で原因を探しながら施術を進めていくことが大切です。