肩こり・頚腕症候群の対策と鍼灸

肩こり・頚腕症候群の原因や対策と当院での鍼灸施術の方法の解説ですのでご参考下さい。

肩こり・頚腕症候群の原因と症状

頚部から肩にかけての不快感や重圧感、コリや痛みを感じる症状の事を言います。一般的な原因としては、筋肉の過労による乳酸などの疲労物質の蓄積や筋肉の過緊張などによって起こるとされています。

症状によっては指先にしびれや痛みが出る場合もあります。また、肩こりがひどくなると頭痛や吐き気を伴う場合もあり、単に肩こりと言っても要注意の場合もあります。

肩こり・頚腕症候群対策

肩こり・頚腕症候群の対策として普段から取り組めることとしては、お風呂にゆっくりと入って体を温める、十分な睡眠をとる、ビタミンを摂取し疲労回復を助けるなどがあります。

また、肩こりの原因となる姿勢や動作を出来るだけ避けるほうがいいですが、仕事でパソコンを良く使う場合や細かい作業を頻繁に行うなどの場合はどうしてもすぐに肩こりになってしまいます。

ですからセルフケアとしてはストレッチやダンベル体操などがオススメです。

ストレッチで首や肩周りの筋肉を伸ばしてあげたり、ダンベル体操で首や肩の筋肉を動かして鍛えることにより血行を良くし、筋肉を強くすることがお勧めです。

また、肩こりに伴う頭痛や目の疲れなどには目のアイシングも良いでしょう。

肩こりだけではなく、指先にしびれや痛みを感じる場合は肩こりと同様のセルフケアも大切ですが、この場合はキチンとした検査が必要です。

痛み、しびれが強い場合はまず病院で診察を受ける事をお勧めします。

痛みやしびれが極度に強い場合は頚椎椎間板ヘルニアの可能性も考えられますので要注意です。

病院で検査等をしてもらった後でも鍼灸施術は可能ですので肩こり、痛み、しびれでお困りでしたら鍼灸を受けてみて下さい。

肩こり・頚腕症候群の鍼灸

肩こりの主な施術部位です肩こりには鍼灸がいいのでは?と多くの方が思うくらい、肩こりという症状は誰もがよく知る症状だと思います。しかし、重度なものになると非常に施術すべき箇所が多くなる症状でもあります。

単純に肩がこるから肩に対して鍼灸で施術をすればいいのでは?というようにはいきません。

肩こりと言っても、頭痛を伴うもの、肩よりもむしろ首が凝っているもの、背中の特に肩甲骨の内側が凝っているもの、など症状にはさまざまな個人差があります。

そのため、肩こりに対する鍼灸施術は対象となる筋肉が多くなり、必然的に施術範囲も広範囲になります(症状の程度、個人差等を考慮して施術を行います)。

頚腕症候群に対する施術部位です具体的には、頭痛を伴う場合は後頭部、首のこりが強い場合は首の後ろにある筋肉や、側面にある筋肉、いわゆる肩のこりに対しては、首と肩甲骨を結ぶ筋肉や、こっている肩の上の部分、そして、背中の肩甲骨の内側にも症状が出ているという場合は肩甲骨の内側に対しても施術を行います。

さらに、右図のように肩の前の部分に対して施術を行うこともあります。肩の前にある三角筋(さんかくきん)と呼ばれる筋肉や、鎖骨の端にある僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉の付着部に対して施術を行います。

このように肩こりと言っても施術対象となる部位は本当にたくさんあります。そのため、できる限り広範囲に施術を行っていきます。

全く関係のなさそうな部分でも肩こりの原因となっていることもありますので、対象となる部分にはすべて施術を行うことが大切です。

肩や腕、または手の指先に痛みやしびれが出る場合は、症状の原因となっている部分を探し出して施術を行います。

施術対象は、動作分析をしてどのような格好をした時にもっとも症状が強くなるのか?という視点で探し出します。

横を向いた時や、上を向いた時などにしびれが増すことが多くありますが、その場合は、横を向く筋肉や上を向く時に働く筋肉に対して施術を行ってきます。

単なる肩こりといえども、症状がひどくなるとひどい頭痛や吐き気を伴うもの、または自律神経に影響を及ぼし、内科的な症状が出ることも考えられます。

そのため肩こりの場合は、色々な視点からのアプローチが必要になる場合もあります。

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