名古屋市西区の三宅鍼灸院は痛みとしびれの専門治療院です
五十肩(肩関節周囲炎)の対策と鍼灸
五十肩(肩関節周囲炎)の原因と対策や鍼灸施術の方法の解説ですのでご参考下さい。
五十肩の原因と症状
40代、50代によく見られる症状であることから俗称として四十肩、五十肩と呼ばれています。正式名称は肩関節周囲炎と言います。肩関節の疼痛と運動障害を主症状とする疾患で、首、肩甲部、腕などへ痛みが放散することもあります。症状は特に寒い時や夜間に痛みが強くなることがあるとされています。
五十肩対策
五十肩の初期段階はまず肩が上がりにくくなったり、肩を動かした時に痛みが走るようになります。 よく言われるのは、髪をといだりエプロンの紐を結ぶような動作をする時に痛みが走ると言われています。
痛みの強いときはほんの少し動かしただけでも痛みが走ったり、夜間に痛みのために目が覚めてしまうこともあります。
セルフケアとしては安静時でもズキズキと痛みがひどい時はシップ等で冷やしても構いませんが、痛みが少しずつ引いてきたら温めるほうがいいでしょう。
温泉が五十肩に効果があると言われているのは保温効果のためです。
夜間痛がする場合でも痛む側の肩にタオルを巻くなど工夫をして出来るだけ温めることがお勧めです。
そして、お風呂上りの体が温まっている時に少しずつ肩を動かす練習をすることです。
無理に動かしすぎると逆効果なので少しずつで構いませんので動かしましょう。肩が上がりにくい場合は壁に指先を付けて、指先で壁を這うようにして少しずつ上げていく練習がお勧めです。
また、お風呂の中で脇の下の筋肉を優しくマッサージして上げることも良いでしょう。マッサージは決して強く揉み過ぎないように注意して行って下さい。
五十肩の鍼灸
五十肩の鍼灸は施術対象となる筋肉が多くなります。なぜなら、肩関節にはさまざまな方向から筋肉が走行して付着しているからです。
色々な筋肉が各方向から付着しているため複雑な動作が可能になっているのですが、重度の症状で「どの位置に手を置いたら楽なのかが分からない」というのはこのためです。
そのため五十肩の鍼灸では複数の筋肉に対して施術をします。具体的には、首、肩、背中、肩関節周囲、腋下、などが主な施術対象になります。
五十肩の症状で、腕を真横に上げる時に痛みが出る、という時は首の筋肉が大きく関与しています。また、肩こりを感じる部分の奥の方にある筋肉も腕を横に上げる時に作動します。そのためこの動作で痛みが強く出るという場合はこの部分を施術します。
さらに、肩関節の周囲の筋肉も肩を横に上げる時に作動しますので、この筋肉も当然施術対象になります。
手を後ろにまわすような動作で痛む時は肩関節の後面の筋肉や腋下の筋肉が関与していますので、この動作で痛みが増す時はここが施術対象になります。

腕を前に上げる動作で痛むという方も多いと思います。例えば高い所にあるものを取ろうとした時や、洗濯物を干すような動作の時にズキン!とした痛みがするため挙げられないという方がおおいのではないでしょうか。
この場合は、2つめのイラストの部分が施術対象になります。肩関節の前の部分に痛みを感じることがあ多いと思いますが、ここは特に大事な施術ポイントとなります。
さらに、よく見落とされがちなのですが、2つめのイラストの中央寄りの小さな赤い丸で囲んだ部分が非常に大事になります。
ここは、大胸筋(だいきょうきん)と言って胸の筋肉が鎖骨に付着している部分になります。この鎖骨の下に付着している大胸筋は肩関節の前、つまり腕まで走行しています。そのため、腕を前に上げようとする動作の時にはこの筋肉が働きます。
胸の筋肉は大きな割合を占めるため、痛みにも大きく関与します。そのため前に腕を上げる時に痛むという方の場合は必ず施術します。意外に思われるかもしれませんが、この部分は非常に重要なポイントになります。
「肩が痛む」という場合、肩の筋肉ばかりが原因なわけでありません。大事なことはどういった動作をした時に痛みが増すのか?という動作分析です。
このように施術対象の多い五十肩ですが、1つ1つ丁寧に施術していくことが大切だと言えます。
五十肩についてよくあるご質問
五十肩のに関するご質問の一部です。五十肩の方はご参考下さい。
Q1.セルフケアに関するご質問@
五十肩と言われました。夜に痛くて目が覚めることも度々あります。このような時は冷やした方がいいのでしょうか、それとも温めたほうがいいのでしょうか?
A1.回答
ズキズキとする痛みがかなり強い時は一時的に冷やしてもいい場合もありますが、基本的には温めるほうが楽になることが多いと思います。ですから、冬の就寝時に冷えるようならば肩周りだけタオル等を巻いて保温することも良いでしょう。
Q2.症状に関するご質問
右肩が五十肩になり、良くなったのですが、その後左肩も少し痛い気がしています。両方の方が五十肩になることはあるのでしょうか?
A2.回答
どちらか一方しかならない方もおられますが、両方痛くなる方もおられます。痛くなるまでの肩の使い方や状態によります。ですから両方痛くなることが特別悪いというわけではありません。
Q3.セルフケアに関するご質問A
五十肩と言われています。動かすと痛みがあるのですが、このような時は動かした方が良いのでしょうか、それとも動かさない方が良いのでしょうか?
A3.回答
痛みが強い時に治そう、良くなりたい、との思いで無理にグイグイ動かすと痛みが増すことがあります。全く動かしてはいけないということではありませんが、痛みが出ない程度の可動範囲で少しずつ動かしていき、徐々に動く範囲を広げていくようにすることが良いでしょう。
五十肩でお悩みの方へ(院長コメント)
五十肩の痛みがひどい場合は、「どの方向に動かしても痛い」という状況になります。さらに夜寝ていて痛みで目が覚めるということも多くあります。
肩の関節というのは、いろいろな方向から筋肉が付いています。そのため多くの筋肉が悪くなるとどの方向へ動かしても痛みが出る、という状況になるわけです。
ですから、施術において大事なことは痛むところだけを施術していてはいけないということです。肩の関節に付いている各方向からの筋肉を広範囲で施術することが大事になります。
複数の筋肉が原因で痛みが出ている場合、見落とされる筋肉が出てきますが、そこはキチンと動作分析を行い、さらに触診で確かめて、どの筋肉が悪くなっているのか?ということを確かめて施術を行えば大丈夫です。
場合によっては首の筋肉でも施術対象になることが多くあります。大事なことは悪くなっている筋肉をすべて施術することなのです。痛い所だけを施術していてはいけないのです。
服を着たり、脱いだりする時、腕を上げたり下げたりする時、荷物を持つ時などにズキン!とする痛みがする場合は肩周りの筋肉が原因で痛みが出ている可能性が大きいです。
五十肩の痛みでお困りの方、鍼治療はどうかな?と思っている方、気になることがありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。当院では鍼はすべて使い捨ての鍼を使用していますので安心して清潔な鍼治療を受けて頂けます。
Infomation
愛知県名古屋市西区上名古屋4-16-11スカイハイツ城見305
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