外側上顆炎・テニス肘の対策と鍼灸

外側上顆炎・テニス肘の鍼灸施術の方法と原因や対策の解説ですのでご参考下さい。

外側上顆炎・テニス肘の原因と症状

肘の外側に痛みを生じ、肘の運動時に痛みを生じます。テニスやゴルフをする人によく見られることからテニス肘やゴルフ肘と呼ばれることもあります。

腕の筋肉を酷使し、疲労が蓄積した結果として筋肉の付着部に炎症を生じ痛みが発生すると言われています。

外側上顆炎・テニス肘対策

テニス肘・ゴルフ肘対策運動の後に肘の外側が痛くなる場合は、運動後はまずアイシングをしっかりと行うことが大切です。

その後、腕のストレッチもしっかりと行い、運動後の痛みがひいたらお風呂の中で温めながら腕を優しくマッサージやストレッチをするのが良いでしょう。

ズキズキとする痛みがなかなか取れない場合は、アイシングをしてその後温めずに湿布を痛む部分に貼って下さい。夜寝る前に貼り、朝張り替えるようにするのがコツです。

腕だけではなく、首や肩、背中のストレッチを行うことも効果的です。首や肩周りの血行が良くなれば腕への血行も良くなりますので肘の痛みにも効果的です。

運動は痛みがある場合はある程度抑えなければいけませんが、痛みが少ないときは無理をしない程度なら運動をしても構いません。ただし、運動後は必ずアイシングを行うようにして下さい。

外側上顆炎・テニス肘の鍼灸

外側上顆炎・テニス肘の鍼灸施術は主に肘の周りに対して行います。肘の周囲の腕の筋肉か、もしくは肘の骨のすぐそばにも小さな筋肉があるのでその部分や、腕の裏側の筋肉に対して行うこともあります。

また、外側上顆炎・テニス肘の鍼灸の場合でも肩周りに対して行うこともあります。大事なことはどのような動きをした時に痛みが出るのか?ということから原因となる筋肉を突き止めて鍼灸施術をすることです。

例えば、テニスで言うとラケットをギュッと握った時に痛みが出るのか、ラケットを振る時に肘を伸ばしきった状態で痛みが出るのか、また、肘を曲げたり、腕を上げた時に痛みが出るのか、などを分析しながら施術ポイントを決めていきます。

テニス肘で痛む部分

肘の外側の痛みで鍼灸が適応のケースは比較的多く、例えば、重い荷物を持つ時に痛みが出る場合や、コップをつかんて持ち上げようとした時に痛むという場合も鍼灸の適応のケースが多くあります。

肘の痛みは腕の筋肉が原因のことが多く、最近ではパソコン作業を長時間している方などにも多く見られて、重度のケースになると安静時でもズキズキとイヤな痛みがするという方もおられます。

肘の痛みがひどくなると手首まで痛むことがありますが、この場合は手首の周囲で腱という組織に対して直接施術を行うこともあります。

手首の腱が原因で肘の外側に痛みを感じることもあるので、このような場合は広範囲に鍼灸施術を行います。

テニス肘の鍼灸治療

要するに、痛む部分だけが原因とは限らない、ということになります。痛む部分も原因の1つであることは十分考えられますが、そこばかりに注目してしまうと根本原因を見落とすこともあります。

そのため、肘の痛みに対する鍼灸と言っても、肘周囲だけではなく、肩周りや、腕、手首の周囲などに対しても施術を行う必要が出てくるというわけです。

長期間に渡って痛みがある場合や、強い痛みの場合は複数の筋肉が広い範囲で悪くなっていることが多いので、このような場合は特に最初のうちは広範囲に施術を行うことが大切です。

広い範囲で原因を探し、最終的にはポイントを絞って施術をする、という順序で施術を進めるという方法を当院では採用しています。

テニス肘についてよくあるご質問

テニス肘テニス肘に関してよくいただくご質問の一部です。テニス肘の方はご参考下さい。

Q1.セルフケアに関するご質問

病院でテニス肘と言われ、薬とサポーターのようなものを出してもらいました。自分で出来ることとしてはどのようなことがあるでしょうか?

A1.回答

テニス肘の痛みは主に腕をよく使う方に見られます。パソコンの作業が多い方、美容師さん、荷物ノ持ち運びのような作業が多い方などです。

基本的にはこういった作業を控えめにすると良いのですが、なかなかそうはいかないというのが現状かと思います。

ですから、サポーターは仕事をする時は使用するようにしましょう。そして、市販の湿布や塗り薬等は痛みがある所にだけ貼ったり、塗ったりするのではなく、腕の筋肉全体に対して塗付するのが良いです。痛みがあるところだけが悪い所ではなく、腕の筋肉が全体的に疲労しているため痛みが肘の関節辺りに出るのです。

ですから、腕全体に薄く、広くで構わないので塗付するのが良いでしょう。また、腕の筋肉を伸ばしたり、押さえて心地よく感じる部分ならご自身で優しくマッサージすることも良いでしょう。

Q2.スポーツに関するご質問

肘が痛いのですが、試合が近いため練習を休めません。どうすればいいでしょうか?

A2.回答

ゴルフ完全に休んでしまえば一時的に痛みは引くかもしれませんが、試合に出ることを優先するのであれば、可能な範囲で練習をして下さい。

練習をすれば痛みが出ると思います。ですから、練習の量や質を半分位にして調整してみて下さい。そして、治療をしながら同時進行で練習をし、試合に向けてコンディショニングをしていくことが大事です。

シーズンオフであれば治療を優先しても良いと思いますが、試合時期で、試合に出ることを優先するならばコンディショニングをするのがより良い選択です。

その日の状況、痛みの度合いによって量と質を調整し、練習が終わったら必ず治療とセルフケアをし、試合の日までに出来る限りベストの状態に近付けることが良いかと思います。

Q3.症状に関するご質問

肘だけではなく、手首も痛く感じるのですが、このようなことはある物でしょうか?

A3.回答

症状の程度によっては見られる状態です。腕の筋肉は肘から起こり、手首を通って指へ腱という組織になりつながっています。

ですから肘と手首が同時に痛くなることも珍しくはありません。

こういった状況ですと、手に力が入りにくい、缶ジュースなどを持ち上げようとして痛みが出る、手首を動かすと痛い、ということがあるかと思いますが、基本的には腕の筋肉が原因で痛みが出ていることが多いです。

テニス肘でお悩みの方へ(院長コメント)

すべて使い捨ての鍼を使用していますテニス肘というのは俗称で、正確には外側上顆炎と言います。テニスに限らず、ゴルフ(ゴルフ肘とも言う)や剣道をしている人、他には先述しましたパソコン作業や手先の仕事をしている方に多く見られる症状です。

休みなさいと言われました、ということをよく聞きますが、腕を使わずに仕事や日常生活をするのは無理ですよね。

ですから、出来る範囲のことをやればいいですよ、ただし、治療も同時進行でやりましょうね、ということをいつもお話させてもらっています。

休めばその時は一時的にいいでしょう。しかし、再度動かせばまた痛くなるものです。だから出来る範囲のことをやりながら、ということが大事なのです。

特にスポーツをしている人の場合はこの考え方が大事かと思います。シーズンオフなら休んでもいいでしょうが、試合期に休むと体力も落ちるし、勘も鈍ってしまうでしょう。ですから、練習の量や質のコントロールをしていわゆるコンディショニングをすることが大事なのです。

仕事をしている人も基本的に考え方は同じです。なかなか仕事を休むことは出来ないと思います。ですから多少は無理をしないといけないこともあるかと思いますが、出来る範囲のことをやりながら同時進行で・・・ということが必要かと思います。

当院の鍼治療ではすべて使い捨ての鍼を使用しています。また、初め手の方の場合にはご不安なんことも多いと思いますので、刺激量は調整して施術を行っておりますのでご安心下さい。

テニス肘の痛みで気になることがありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。可能な範囲でお答えしております。

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